美しすぎる給餌、それは愛 1杯10キロをフルスイング
朝日新聞
日本モンキーセンター(愛知県犬山市)の飼育員が、サルの仲間「アヌビスヒヒ」にバケツで一度に10キロ分のエサを投げ与える動画が、「フォームが美しすぎる」と人気だそうです。
顔が黒く、体毛はオリーブ色で、ほかのサルに比べても「地味」だというアヌビスヒヒ。
飼育員が姿を見せると、食事だと知るヒヒたちが辺りをぐるぐるとまわり始め、イモを確保しやすいよう動くそうです。
ケンカにならないよう素早く全頭に届ける必要があり、飼育員の間で
10年以上続く投法だといいます。「美しさ」が狙いではなく、「地味で人気がない」というヒヒへの愛が、ナイススローの陰に隠れています。