滋賀)紅葉のじゅうたん、住民の願い込め 長浜・鶏足寺
朝日新聞
滋賀県北部の山里にある鶏足寺(けいそくじ)(長浜市木之本町)では、200本以上あるモミジから、落ち葉がにぎやかに参道などに降り積もり、「紅葉のじゅうたん」が広がっているそうです。
己高山(こだかみやま)のふもとにある同寺は、戦後に住職がいなくなり荒廃。事実上廃寺となっているといいます。
住民らが、地元の寺を復興しようと、1989年に有志による保存会が発足。約30年かけて、掃除や草刈り、石垣の整備を続けてきたそうです。
一枚の葉が赤、黄、黄緑の三色からなるモミジの木も一本あり、美しい彩りを見せています。