村民で受け継ぐ歌舞伎上演 福島・檜枝岐、江戸期から
産経ニュース 動画: 共同通信
福島県檜枝岐村(ひのえまたむら)で12日、江戸時代から270年以上村民の間で受け継がれている伝統芸能「檜枝岐歌舞伎」が上演されたそうです。
年2回行われる村の神社への奉納には通常であれば多くの観光客が訪れますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年に続き、観客は村内に泊まる人に限定したといいます。
国の文化財にもなっているかやぶき屋根の専用舞台で、源義経が都から落ち延びてゆく様子を題材にした「義経千本桜」を披露。演者や裏方を全て村民が務めるそうです。
檜枝岐歌舞伎は伊勢参りに出た村民が、道中で見た歌舞伎を見よう見まねで伝えたのが始まりとされます。