仏具の「チーン」を自転車のベルに 京都の職人が作成(動画)

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仏具の「チーン」を自転車のベルに 京都の職人が作成
朝日新聞

透き通った音色を響かせる仏具「おりん」。
「チーン」と安らぎを与える音色を街に響かせようと、おりんを手がける京都の鳴り物職人らが自転車につけるベルを開発したそうです。

伝統工芸士の白井克明さん(61)が、京都の祇園祭で使う鉦(かね)を作るため、古い鉦の金属成分を分析しようと京都市産業技術研究所を訪ねた際、研究所の技術者、門野純一郎さんから「おりんで自転車のベルができませんか」と聞かれたことがきっかけといいます。

自転車好きで、仏具のように音がよく、遠くまで長く響きわたるベルが欲しかった門野さんの熱意に押されて開発に至ったそうです。
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