角島・六連島の2灯台、国の重文指定へ 文化審議会答申
朝日新聞
山口県下関市にある「角島(つのしま)灯台」と「六連島(むつれしま)灯台」が、国の重要文化財に指定される見通しになったそうです。
16日、国の文化審議会が文部科学相に答申。今回の答申には、この2基を含む計4基の灯台が盛り込まれ、指定されれば現役の灯台としては初の国の重要文化財となるといいます。
角島灯台は、1875年に建設。
「日本の灯台の父」と称される英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが指導、監督。築造当時は国内で最も高い石造りの灯台(高さ29・6m)で、明治時代前期における石造りの建設技術の到達点を示すものとして評価されたといいます。
六連島灯台は1871年に完成。
角島灯台と同じく、指導監督はブラントンがあたった国内最初期の洋式石造り灯台の一つといいます。