「からんからんと風鈴の音がする」…オールガラス瓶のラムネを作り続ける下町老舗工場の思い FNN PRIME
東京・柴又の住宅街にある小さなラムネ工場、大越飲料商会では、ガラスだけでできている瓶を使って昔ながらのラムネを作り続けているそうです。
オールガラスのラムネ瓶は、およそ30年前に製造が中止されているため、現存するラムネ瓶の寿命がきたら姿を消してしまうとのこと。
現在残っている500本のラムネ瓶は、柴又周辺のお得意さんだけに卸されていて、大事に再利用されているといいます。
柴又ラムネを製造している大越恒男さん(84歳)は、「オールガラス瓶は音が違う。カランカランと風鈴の音がする」「待っているお客さんがいる限り維持していきたい」と語っています。