電子楽器オンド・マルトノ、どんな音?「天国的な響き」横浜で演奏会
朝日新聞
20世紀初頭に発明された電子楽器「オンド・マルトノ」。
その音色は時に管楽器のようでもあり、弦楽器のようでもあるといいます。
不思議な魅力に包まれたこの楽器に焦点を当てた演奏会が26日、神奈川県民ホール(横浜市中区)で開かれるそうです。
演奏を手がけるのは、日本でも数少ない「オンディスト」の大矢素子さん。
「キュイイ~ン」「ヒョオーン」「ミョ~~ン」。
「天国的な響きというか。澄んでいて気持ちの良い音色が特徴」と大矢さんは言います。
この楽器が発明されたのは1928年。フランスのチェロ奏者で電気技師だったモリス・マルトノが、第1次大戦中に聞いた無線の音をもとに考案したといいます。