古代エジプトの紙「パピルス」作り好調 今も4500年前の製法
毎日新聞
エジプト北部のナイル川支流の水田地帯にあるカラモウス村は「パピルス村」と呼ばれるそうです。
古代エジプトで「紙」として使われ、ペーパー(紙)の語源にもなったパピルス紙は、カヤツリグサ科の多年草パピルス草が原料で、土壌の肥えたこの村で集中的に生産されているといいます。
村では、古代とほぼ同じ製法で作られているといいます。
茎をわずか1ミリの暑さに割いていき、それを水に12時間ほど浸した後、しわをのばして縦横に1枚1枚重ねたものを、天日干しで乾燥させて仕上げます。のりは使わないそうです。