宮崎駿監督「おろそかに生きてはいけない」講演で涙
ANNnews
東京都東村山市の国立ハンセン病資料館で27日、映画監督の宮崎駿さんが講演し、初めて資料館を訪れた際の印象などについて時おり涙を交えて語ったそうです。
資料館を訪れた際、「ここにそうやって生きてきた人たちがいるという証拠が山のようにあった」ということに打ちのめされ、「おろそかに生きてはいけない」と涙ながらに語ったといいます。
講演は、去年亡くなった元患者で、宮崎さんと親交が深かった佐川修さんを偲んで行われました。
宮崎さんは代表作の一つ「もののけ姫」にハンセン病患者を登場させたいきさつを振り返り、佐川さんをしのぶ絵を資料館に贈ったといいます。(
朝日)