手作りバラックに肩寄せ合う貧困層 コロナで失業890万人、劣悪な衛生環境…サンパウロに新ファベーラ 毎日新聞
新型コロナウイルスの流行が深刻なブラジルの最大都市サンパウロで、新たなスラム街(ファベーラ)ができたといいます。
不況のあおりを受け、住まいを失った貧困層2000人以上が集まり、バラックの集落を構築。新型コロナの感染拡大は止まらず、経済危機からの回復も見通せないため、今後もファベーラの住人は増えるとみられています。
感染がじわりと広がった3月下旬、失業した人々らは公有地を不法に占有する形で集住を開始。今では木材やビニールシートで建てた小さなバラック約800棟が並ぶといいます。