自毛むしり取り 寝床に 奄美、クロウサギの子育て撮影
産経ニュース 動画: 共同通信
国の特別天然記念物アマミノクロウサギが自分の毛をむしり取って巣穴に運び、赤ちゃんの寝床に使う様子を、鹿児島県奄美市在住の写真家浜田太さん(69)が動画で撮影したそうです。専門家の間では知られていた行動だといいますが、撮影されるのは珍しいといいます。
撮影は11月上旬の夜で、赤外線カメラを使用。
ウサギは落ち葉を集めて巣穴に運び入れた後、自分の毛を口でむしり、何度も運び入れたそうです。その後、巣穴にとどまり、赤ちゃんを産んだといいます。
赤ちゃんはほとんど毛がない状態で生まれてくるため、落ち葉や親の毛で保温する必要があるといいます。