初の動力飛行機、埼玉・所沢に帰る=複葉のアンリ・ファルマン機-74年ぶり 時事通信
日本で初めてエンジンの力で空を飛んだ飛行機「アンリ・ファルマン機」の実機の展示が、埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館で1日から始まったそうです。
第2次大戦後、米国に移送されてから74年ぶりに同市に戻ったといいます。
アンリ・ファルマン機はフランス製の複葉機。
布張りの翼は幅約10メートルで、操縦席後部にある50馬力のエンジンでプロペラを回して飛ぶもので、1910年12月に東京・代々木で陸軍の徳川好敏大尉が操縦し、国内初の動力飛行を成し遂げたといいます。