迫真の傷ついたふり シロチドリ、懸命の演技でヒナ守る
朝日新聞
高知県黒潮町の入野海岸一帯に、小さなシロチドリの群れが生息しているそうです。
砂浜や河川敷で生息し、3~7月の間に繁殖するとのこと。
親鳥は巣の卵やヒナを天敵などから守るため、傷ついたふりをする「擬傷(ぎしょう)行為」をするといいます。懸命に翼をばたつかせて飛べないようなしぐさをする様子が見られます。
シロチドリは入野海岸で年間を通じて生息している「留鳥」。
しかし、生息数は年々減少しているといい、野鳥の会は、「巣を見つけても近づかないでそっと温かく見守ってください」と呼びかけています。