日本最初の宮廷庭園「飛鳥京跡苑池」 全容ほぼ判明、調査一区切り
朝日新聞 動画: 産経ニュース
奈良県明日香村の飛鳥京跡苑池(えんち)(国史跡・名勝)で石積みの水路跡が見つかり、これまで発見された池と合わせて国内初とされる本格的な宮廷庭園主要部の全容がほぼ明らかになったそうです。
1999年に確認された苑池の発掘調査は今年度で一区切りとなるといいます。
苑池は7世紀中ごろ、斉明天皇の時代に造営が始まり、のちの天武天皇の時代に大幅に改修されたと考えられています。
当時の天皇の皇居・飛鳥宮跡の北西に隣接。
南北約280メートル、東西約100メートルの範囲に、庭園の中心となる北池と南池、水路や建物などがあったとみられます。