脚の障害克服した赤ちゃんキリン まもなく2歳
産経ニュース
広島市安佐動物公園(同市安佐北区)で誕生し、4月で2歳になるアミメキリンの雌「はぐみ」。生まれたときは両方の後ろ脚の障害のために、立つこともままならなかったといいます。
しかし、飼育員や獣医師、広島国際大によるサポートで、すくすく成長、今では不自由なく、おてんばぶりを発揮しているそうです。
生まれたとき、はぐみは両方の後ろ脚が前側に折れ曲がっていたといいます。「屈腱弛緩(くっけんしかん)」という腱の異常。
獣医師らの判断は早く、生まれた日に両後ろ脚にギプスを巻いて固定。数日後には、自力歩行やメグミからの授乳ができるようになったといいます。
はぐみは、装具を着けて歩行を繰り返したことで屈腱弛緩の症状が改善。筋肉や腱も発達して、誕生から約8カ月後には、後ろ脚の両方ともに装具を着けずに歩行できるようになったそうです。