暖冬で息もぴったり「春の四重奏」 富山・舟川べり
産経ニュース
残雪の北アルプスと満開の桜並木、色鮮やかな菜の花とチューリップが咲く絵画のような風景。
富山県朝日町の舟川べりのこの風景は本来、観賞用ではなく、球根栽培と菜種油用の菜の花農園だといいます。
十数年前、地元紙に「春の四重奏」と紹介されて知られるようになり、家族で畑を管理する山崎久夫さん(77)は景観作りにも気をつかっているそうです。
今年は記録的な暖冬の影響で、例年は桜が散るころに咲く、菜の花が先に開花。農園ではチューリップと菜の花、米を数年周期で輪作するため、一期一会の風景となるといいます。