天武天皇の皇子を納めた?高松塚古墳の木棺復元 飛鳥時代の技術凝縮
産経ニュース
飛鳥美人の極彩色壁画で知られる奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)で、昭和47年の発掘で壁画とともに見つかった漆塗りの木棺と、金箔(きんぱく)が張られた棺台(かんだい)が復元され、県立橿原考古学研究所が8日、発表したそうです。
漆黒の木棺には金銅製の透(すかし)彫り金具が施され、「飛鳥時代の最先端技術が凝縮された一級品であると改めて証明された」としています。
被葬者は天武天皇の子の忍壁(おさかべ)皇子などが有力とされています。