「すずめの戸締まり」の扉、三陸沿岸に登場 聖地巡礼を盛り上げ
毎日新聞
アニメ映画「すずめの戸締まり」(新海誠監督)の舞台の一つとなった岩手県沿岸部に、作品にあやかった“扉”がお目見えしたそうです。全国各地から「聖地巡礼」に訪れるファンらを一層楽しませているといいます。
山田町織笠の「山田湾展望広場」には2月18日、高さ約2メートル、幅約1メートルの白い扉が登場しました。一帯は三陸鉄道織笠駅や織笠川水門などが劇中で描かれているといいます。
昨年11月の映画公開から3カ月以上たった今も訪れるファンが絶えず「遠くから来てくれた人々に思い出を作ってもらい、さらに町の良い所にも触れてもらおう」と町観光協会が企画。
宮古市赤前の更地にも同じ趣の扉が2月23日に現れました。すぐ後ろには、主人公の自宅近くに描かれた電波塔がそびえ、ファンが作品世界に浸れる仕掛けとなっているといいます。