あぜの明かりは消えず 能登・輪島の白米千枚田
産経ニュース
能登半島地震では石川県輪島市の観光地「白米千枚田」も被害を受けたといいます。
日本海に面した急斜面に小さな田1004枚が重なり、海岸まで続く絶景は国の名勝にも指定されているそうです。
今回の地震で、あぜなどにひび割れや崩れが発生。田に水を供給する水路の一部も外れ、農作業用の道は至る所で盛り上がっていたといいます。
一時、孤立集落にもなった白米地区には人けはありませんが、夜になると約2万5000個のLEDライトが棚田のあぜで輝きを放つそうです。毎年、農閑期におこなっているイルミネーション「あぜのきらめき」です。
周囲は停電していますが、太陽光パネルで充電されるライトが金色や緑色など4色に変化しながら棚田を彩り、暗闇に浮かび上がらせました。