攻撃に備え文化財保護 世界遺産の街リビウ
共同通信
ロシアの侵攻が続くウクライナでは、前線から離れた西部リビウでも緊張が高まってきているといいます。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている中心部の「歴史地区」では、攻撃時の文化財への被害を最小限に食い止めるため、保護措置が進められているそうです。
14~15世紀に建設された大聖堂では、ステンドグラスの窓を守るようにクレーンでつり上げた鉄板や木の板が外壁に打ち付けられていました。それでも「爆風で割れないようにしていますが、建物全体を覆って保護することはできないといい、文化財保護の責任者は、対策の難しさに悩んでいるといいます。