枯れ山水、照らす炎 京都・東林院で夜間拝観
産経ニュース
沙羅双樹の寺として知られる妙心寺の塔頭・東林院(京都市)で12日、秋の風物詩となっている夜間特別拝観のライトアップが始まったそうです。
庭に、住職が手作りした瓦の灯籠やろうそくを配置。今年は、心安らかに自分を見つめ直すという思いを込めて禅語「松風一味禅」を選び、
「松風」をあんどんで、「一味禅」をろうそくで形作っているといいます。
11日の試験点灯の映像では、約600本のろうそくの炎が、小雨でしっとりとぬれた枯れ山水の庭を照らし出しています。