超高速で回るイカ、カプセルトイも登場 天日いか乾燥機
朝日新聞
長崎県対馬市の厳原港近く。
服を乾かすための「パラソルハンガー」のようなものが6台並べられているそうです。高さは約3メートル。
電源を入れると、勢いよく回り始めます。ぶら下げられているものが遠心力できれいに広がり、その姿は圧巻。
ぶら下げられているのは「イカ」。
機械は「いかゴーランド」と呼ばれているそうです。
水揚げされたイカを天日干しし、スルメを製造しているといいます。
中島水産(対馬市)のスルメは、イカを開き、皮をはいで乾燥させるそうです。「松白するめ」といい、皮つきのものと異なり白く仕上がるのが特徴だといいます。
最近では、イカを回転させて天日干しする様子が、対馬を代表する風景の一つとなっているそうです。観光客の目をひきやすいことに加え、この乾燥機が対馬で開発されたこともその理由だといいます。