不明ネコと3日ぶりに再会、その後 福島・いわき
毎日新聞
台風19号で甚大な被害が出た福島県いわき市で16日、被災後に一時行方不明だった愛猫「モコちゃん」(3歳)と飼い主の石井昭子さんが3日ぶりに再会しました。
アパート1階で長女と暮らしていた石井さん。
13日未明、近所を流れる川が氾濫し、室内に水が入ってきたため、2人は住民の助けでアパート2階に避難し、アパートの大家らがモコちゃんを助けようとしましたが、パニック状態で激しく暴れたため、落としてしまい、モコちゃんは濁流にのまれてしまったといいます。
被災3日後の16日午前、2軒隣の住民が自宅の片付けをしていたところ、押し入れの布団の上でうずくまっていたモコちゃんを発見。駆けつけた石井さんと再会を果たしました。
被災8日後の21日、改めて石井さんを訪ねると、「ネコは家族、もう二度と離さない」と語ったそうです。