木もまた涼し 霧のシャワー
読売新聞
福岡、佐賀の両県境で今春、完工した「五ヶ山ダム」。
そのほとりに立つ山祗神社(佐賀県吉野ヶ里町)そばにそびえるご神木「小川内の杉」に、炎天下、霧のシャワーがかけられている様子を紹介しています。
神社と杉は、今はダムの底に沈んだ場所にありましたが、神社は2008年、杉は2016年に現在地に移されたそうです。
高さ約38メートルで、推定樹齢500~600年。
移植時に根を半分切っており、下部を囲う10メートル四方の鉄柵で支えられているといいます。
杉を管理する福岡県によると、樹勢が弱らないよう、枝にホースをはわせ、日中1時間おきに霧状に放水して葉の乾燥を防いでいるといいます。