迫る冬、ナキウサギ餌集め 岩場駆け回り、北海道
産経ニュース 動画: 共同通信
北海道の山中のみに生息する準絶滅危惧種のエゾナキウサギが、迫る冬に備えて餌集めに駆け回っているそうです。
11日は鹿追町の然別湖近くの岩場に数匹が、体長15センチほどの小さな姿を見せていたといいます。
秋晴れの下「ピィ、ピィ」と甲高い鳴き声が響き、静かに待つと、岩の隙間や木陰から顔を出し、遠くを眺めたり、落ち葉を食べたりしていたそうです。
エゾナキウサギは冬眠せず、秋の間にため込んだ草木を食べながら、岩の下でひっそりと冬を越すといいます。