登山で行方不明の阪大教授発見に貢献 警察犬ジューク号に感謝状
毎日新聞
奈良県天川村で登山中に行方不明になり、救助された免疫学の権威で大阪大特任教授の審良(あきら)静男さん(68)の発見に貢献したとして、奈良県警吉野署は2日、嘱託警察犬「ジューク・フォム・フンデ・シューレ号」(ジャーマンシェパードの雄、3歳)と訓練士の三輪あつみさん(25)に感謝状とビーフジャーキーなどを贈ったそうです。
審良さんは7月24日、観音峰を1人で登山中に遭難、けがをして動けなくなったとのこと。三輪さんとジューク号は26日朝、審良さんのシャツの匂いを手がかりに捜索を開始。研ぎ澄まされた嗅覚で約800メートル離れた場所から審良さんの存在を捉え、お手柄を挙げたといいます。
ジューク号は終始緊張した様子でしたが、ビーフジャーキーにしっぽを振って喜んでいたそうです。