伝書ネコ「チャアチャ」、107歳と飼い主つなぎ2年半
朝日新聞
熊本県玉名市溝上の田んぼが広がる集落で、見知らぬネコが家に上がり込み、107歳のおばあちゃんになついているそうです。
ネコは雄の推定9歳で、名前は「チャアチャ」。
チャアチャは高木波恵さん(107)に毎日のように会いに来るといいます。気立てが優しく行儀がいいので、波恵さんも気に入ったそうです。
長女の恵子さん(76)がネコの帰り道を観察し、約100メートル離れた家に住む高木さん夫婦が飼い主だと突き止めました。
ネコの行動を手紙に書き、首輪に結んでみたら、飼い主まで運んだそうです。
飼い主の高木さんがノートに貼ってためた手紙は、2年半で800通を超すといいます。手紙で結ばれた二つの家は、「伝書ネコ」などと呼んでかわいがっているそうです。