野生「春駒」母馬寄り添い 宮崎・都井岬で出産期
共同通信
宮崎県串間市の都井岬で、国の天然記念物の野生馬「御崎馬(みさきうま)」が出産シーズンを迎えたそうです。
「春駒(はるこま)」と呼ばれる子馬が、母馬に寄り添って乳を一生懸命に飲んだり、たどたどしく歩いたりする姿を見せています。
御崎馬は、旧高鍋藩が藩営牧場を設けたのが始まりといい、野生に近い状態で繁殖が続けられているといいます。
長野県の木曽馬などと同様に日本在来種の特徴が残り、成長しても体長約130センチと小柄。都井岬には春駒以外に88頭が生息し、例年この時期20頭ほどが生まれるそうです。