謎に満ちた愛媛の缶詰「江戸ッ子煮」その味は おつまみにも弁当にも
朝日新聞
愛媛県民もよく知らないご当地缶詰「江戸ッ子煮」が、西予市で生産されているそうです。
愛媛県西予市の食品会社が製造している缶詰の商品名。
中には牛肉としらたき、大豆、たけのこ、昆布のかんぴょう巻きと、具材がぎっしり。煮汁はしょうゆベースで、さながら小さなすき焼きのようだといいます。
残念ながら愛媛ではほとんど流通していないといいます。
名前の由来は、諸説あるそうです。
藤田宣邦社長(49)によると、「元々江戸煮という食べ物があって、それをヒントにしたという説」「昔、東京に売りに行こうとして『江戸』という名前をつけたという説」。
藤田社長は先代だった父親や古参の社員から話を聞いてきましたが、史料が残っておらず、はっきりとは分からないそうで、謎は謎のままだといいます。