段ボール再生、物語紡ぐ 兵庫・尼崎 造形作家・玉田さん企画展 絶滅危惧種、社会問題テーマに 毎日新聞
兵庫県尼崎市総合文化センター美術ホールで、大小約130の作品は全て古紙段ボールでできている、「絶滅危惧種」「サカナたち」といった10の「物語」で構成された企画展示が行われているそうです。
造形作家の玉田多紀さん(40)=埼玉県=は、生き物の造形美や性質を独自の立体作品で制作。有機的でなめらかな形は、段ボールを水に漬けて薄くはがしたり、接着剤とまぜて粘土状にしたりして作るといいます。
オランウータンやトラといった絶滅危惧種の動物、空中を泳ぐ金魚、巨大な恐竜や壁を突き抜けるキリンのおしりがスポットライトを浴びて、今にも動き出しそうです。