縁結びの青島へ 誘う鬼の洗濯板 宮崎(動画)

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縁結びの青島へ 誘う鬼の洗濯板 宮崎
産経ニュース

宮崎市南東部、熱帯の植物が群生する周囲約1・5キロの「青島」を紹介しています。

ほぼ中央に、島全体を境内とする青島神社が鎮座するそうです。
古事記などが伝える神話「海幸彦(うみさちひこ)と山幸彦(やまさちひこ)」の舞台で、登場する山幸彦と豊玉姫が結ばれたことから、縁結びに御利益があると信じられているといいます。

潮が引くと、島の周りを波状の岩が囲う不思議な光景が現れるそうです。
隆起した、硬い岩と軟らかい岩が交互に積み重なった地層が波に浸食され、硬い層だけが残ったものだといいます。「鬼の洗濯板」と呼ばれる、国の天然記念物。

まだ海外旅行が一般的ではなかった昭和30~50年代、宮崎県は人気の旅行先となり、ピークを迎えた昭和49年には、県外から宮崎市内へ約37万組の新婚夫婦が訪れ、青島神社もにぎわったといいます。

時は移ろい、新婚旅行ブームは去りましたが、それでも、この小さな島は変わらず人と人とを結びつけていきます。
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