古くて新しい形、次代へ 東京・銀座「中銀カプセルタワービル」
産経ニュース
東京・銀座の外れに不思議な形のビル。建築家・黒川紀章の代表作「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」を紹介しています。
昭和47年の完成から間もなく半世紀になりますが、老朽化を理由に解体の日が近づいているといいます。
四角いカプセル140個が2本のシャフトに取り付けられた集合住宅。
部屋に入ると、約10平方メートルの部屋にテレビやオーディオデッキが備え付けられ、ユニットバスもある。特徴的な丸窓からは首都高やビル群を眺められます。
来年3月以降に解体される予定。
カプセルタワーは一部の所有者らからなる保存・再生プロジェクトがクラウドファンディングで資金を募り、取り外したカプセルを購入し、美術館や宿泊施設への設置を目指しているそうです。