四季の移ろい楽しむ屈指の岩壁 谷川岳
産経ニュース
群馬、新潟の県境にまたがる谷川岳を紹介しています。
標高は2千メートル足らずですが、むき出しの岩肌は高山のようです。
冬に日本海側から吹き付ける湿気を含んだ強風が豪雪や激しい天気の変化をもたらし、険しい景観を作りあげたといいます。
クライミングの聖地とされる谷川岳。
人を拒むような断崖絶壁を征服しようとクライマーが訪れていますが、遭難も多く、谷川連峰での死者数はこれまでに800人を超え、「魔の山」と呼ばれるようになったといいます。
しかしもともとは、けんのんな異名とは違う郷土富士という穏やかな顔を持つといいます。
谷川岳の頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1963m)、オキの耳(標高1977m)と呼ばれるといいます。
猫の耳のように2つ並んだ頂の北側、オキの耳は「谷川富士」と呼ばれるそうです。