寄り添い 春を待つ 地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)(動画)

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寄り添い 春を待つ 地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)
産経ニュース

長野県北部、横湯川下流の渓谷にある地獄谷野猿公苑。
山深い谷あいに、日中になると餌を求めて約160頭のサルが集まるそうです。温泉につかったニホンザルたちは、うっとりと目を閉じるなどリラックスした表情を見せています。

初代苑長の原荘悟さんが、サルたちと人間がトラブルをおこさないよう人里離れたこの場所で餌付けに成功し、昭和39年に開苑。その3年後、苑内にサル用の温泉を作ると、昭和45年に米国の雑誌「LIFE」の表紙を飾り「スノーモンキー」として世界中に知れ渡ったといいます。

同苑の職員によると、温泉に入るのは意外なことに群れの2~3割で、本来は体を濡らすことを好まず、多くは日なたぼっこや身を寄せ合って寒さをしのぐといいます。
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