出雲に集う神々 今年の神議は 島根「稲佐の浜」
産経ニュース
島根県出雲市の「稲佐の浜」を紹介しています。
その浜辺にある「弁天島」は、以前は沖合に浮かぶ「島」でしたが、環境の変化で砂浜が広がり、ほとんど地続きになっているといいます。
稲佐の浜は、出雲大社に祭られる大国主命(おおくにぬしのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者と国譲りの話し合いをしたとされる場所。
この浜で毎年、旧暦10月10日の夜、全国から八百万(やおよろず)の神々を迎える「神迎神事(かみむかえしんじ)」が営まれるといいます。
今年の神事は11月24日。
新型コロナウイルスの影響で一般客の参列や見学はできませんが、例年多くの人が浜を埋め尽くすそうです。
神々は7日間滞在し、向こう1年間の縁結びや農事などを話し合う「神議(かみはかり)」を行うとされます。