啄木も愛した望郷のシンボル 岩手山
産経ニュース
岩手県の八幡平、滝沢両市などにまたがる岩手山(標高2038メートル)を紹介しています。
東北の背骨と呼ばれる奥羽山脈の中で最高峰。整った姿から南部富士とも呼ばれ、岩手や盛岡のシンボルとして住民に親しまれてきたそうです。
<ふるさとの 山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな>
盛岡出身の歌人、石川啄木は、こんな一首を残しているそうです。
啄木は盛岡市北部の渋民地区で、岩手山を見ながら幼い頃を過ごしたといいます。
雪が解けると山頂の岩肌がワシの形になることから巌鷲(がんじゅ)山とも呼ばれているといいます。岩手山が麓に春の訪れを知らせるのももうすぐです。