海渡る人々 守り続け 佐田岬灯台(愛媛県伊方市)

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【光を撮る】海渡る人々 守り続け 佐田岬灯台(愛媛県伊方市)
産経ニュース

四国最西端の佐田岬(愛媛県伊方町)。その先端に「佐田岬灯台」を紹介しています。

四国と九州が最も近づく豊予海峡は潮の流れが速く、古(いにしえ)から船の難所だといい、航海の目印として、灯台が建設されたのは大正7(1918)年。すでに1世紀を過ぎているそうです。

海峡を渡る船の多くはレーダーやGPSを備えており、灯台がなければ航行できないというわけではありません。それでも灯台の役割がなくなったわけではないといいます。

佐田岬灯台を管理する松山海上保安部の担当者は「GPSを搭載していない小型船もあり、灯台の役割がゼロになることはおそらくないでしょう」とのこと。

海峡越しに見える九州の山並みに夕日が沈む頃になると、岬の灯台にまばゆい光が灯されます。海を渡る人の営みを守るために、100年続く光は今後も灯り続けます。
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