悠久の時間が生んだ地下宮殿 銀水洞・大山水鏡洞(沖永良部島)
産経ニュース
鹿児島・奄美群島の沖永良部島の地下には大小300の洞窟があり、
全国でも2番目の長さを誇る「大山水鏡洞」や、壮大さで最高峰ともされる「銀水洞(ぎんすいどう)」があるそうです。
銀水洞では、奥行き50メートル、高さ20メートルを超える巨大な空間にある真っ白な岩のくぼみに水がたまっており、これらは畔(あぜ)石を意味する「リムストーン」に水がたまる造形で、リムストーンプールと呼ばれるそうです。
ガイドたちが防水の照明を水たまりに沈めると暗闇が青い光に照らされ、いくつものリムストーンプールが青く輝く棚田のように浮かび上がっています。その悠久の時間をかけた自然の造形は、地下宮殿のようです。