高山建築学校 「創る悦び」次代に
産経ニュース
岐阜県飛驒市の「高山建築学校」を紹介しています。
昭和47年にスタートした夏季限定の私塾。合宿形式で建築を学び、今年は8月10日から20日まで行われ36人が参加したそうです。
創設したのは、建築家の倉田康男さん。法政大で教えていましたが、私財を投じて4千平方メートルの土地と家屋を購入。建築を志す者に広く門戸を開き、哲学者や美術家など他分野からも講師を招いたといいます。
倉田さんは平成12年に亡くなりましたが、志を受け継ぐ建築家、岡啓輔さん(57)が運営に尽力しているといいます。
何よりも伝えたいのは「創る悦び」。
高山建築学校はひとりの建築家の理想郷であり、後に続く建築家たちが夢を追求する修行場です。