廃線の危機 救った絶景 JR五能線
産経ニュース
青森県田舎館村(川部駅)と秋田県能代市(東能代駅)を結ぶJR五能線を紹介しています。
昭和11年に全線で開通し、住民の通勤通学の足として長年親しまれてきましたが、過疎化などによって利用客は減少していき、一時は廃線もささやかれたといいます。
状況が変わったのは、平成9年に観光列車「リゾートしらかみ」が運行を開始してから。
世界遺産に登録された白神山地の麓、海沿いを縫うように走る五能線。その車窓には風光明媚な景観が広がることから、“身近な自然”を生かして観光列車として売り出したところ、国内だけでなく海外からも「乗ること」を目的に観光客が来るようになったそうです。