上を向いて がんばった10年 東京スカイツリー
産経ニュース
2月29日、竣工から10年を迎える東京スカイツリーを紹介しています。
10年前に完成したスカイツリーは、多くの人の思い出とともに、すっかり首都の風景に溶け込んでいます。
高さ634メートルという前代未聞のものだった計画。
工事は順調に進みましたが、残り二、三十メートルで634メートルに到達するという矢先に、東日本大震災が発生。街から明かりが消え、工事も一時中断したといいます。
皆が暗い気持ちに沈んでいたとき、「上を向いて がんばろう 日本」 という看板が建設現場に掲げられたそうです。工事を続けることで日本に希望をもたらす、そんな作業員たちの思いが込められていたといいます。
明るいニュースばかりではなかった10年。スカイツリーは変わらずにそこに建ち、うつむきがちな人々にメッセージを贈っています。