寄り添う思い まちを包む　大分県竹田市「竹楽」
産経ニュース

大分県竹田市の城下町一円が約２万本の竹灯籠で彩られるイベント
「竹楽（ちくらく）」を紹介しています。

城下町をとっぷりと包む暗がりに、うねうねと上に続く光の川のように無数の灯火が連なっています。

今年は１１月１５日から開催され、２０回目。
たった３日間、数時間の光を見ようと約１０万人が訪れ、静かな街は別の表情を見せるそうです。

主催しているのは、ＮＰＯ「里山保全竹活用百人会」。
もともとは里山を保全するために始まったといいます。
竹田市は森林が約７割を占め、荒れる山林を維持するためには、継続的な伐採が必要。保全のため切り出した竹を灯籠に加工し、街一帯に並べ、地域の活性化につなげようという試みからスタートしたといいます。