海に浮かぶ幸せのホーム 大三東駅 長崎県島原市
産経新聞
日本一海に近い駅の一つとして知られる島原鉄道の大三東(おおみさき)駅。
ホームに降り立つと雄大な有明海が眼下に広がるそうです。
ホームは上下線それぞれにあり、そのうち下りホームが干満差日本一の有明海に面しているといいます。
海に近い駅の中にあっても、ホームの真横が海の駅は珍しいといいます。満潮時にはまるでホームが海上に浮かんでいるかのようであり、見晴らしのいい日は対岸の熊本県側の山々を見渡すことができるそうです。
かつては鉄道ファンを中心に知る人ぞ知る駅でしたが、令和3年に大手清涼飲料水メーカーのCM撮影の舞台に起用され一躍有名に。週末を中心に多くの家族連れや観光客が訪れるようになったそうです。
その数年前から町おこしの一環で、願い事を記した「幸せの黄色いハンカチ」をホームに掲げる試みが行われているといいます。
大正2年開業の大三東駅、近年は外国人観光客の姿も増えたそうです。