釧路湿原へ人々を誘い90年 JR釧網線
産経ニュース
北海道の釧路川に沿って通るJR釧網(せんもう)線を紹介しています。
網走駅(網走市)と東釧路駅(釧路市)間の全長166・2キロを結び、一部区間で春から秋はトロッコ列車、冬にはSLなども走る北海道屈指の観光路線。今月20日で全線開通から90年を迎えるそうです。
日本最大の湿原・釧路湿原をゆったりと蛇行する釧路川に沿って走る「くしろ湿原ノロッコ号」は、平成元(1989)年から運転されている人気観光列車だそうです。
釧網線の運行は現在、観光列車を除くと上下合わせて一日わずか18本。ほとんどが一両編成の車両だといいます。路線存廃についてはJR北海道と沿線自治体が協議を続けていますが、鉄道が生活の足として欠かせなかった時代から変化しているといいます。