水辺と触れあう地元の思い脈々と 大分「由布川峡谷」
産経ニュース
大分県の由布、別府両市にまたがる「由布川峡谷」を紹介しています。
河原に降りると日差しが届かない川の水は、触れると声が出るほど冷たいそうです。
約60万年前に堆積した火砕流の地層を由布川が浸食して造り出した断崖は、高さが最大で約60メートルに達し、狭いところで幅3~4メートルまでせまるといいます。
由布川峡谷は平成28年の熊本地震で壁面が数カ所崩れ、翌年9月の豪雨や台風では川への階段が崩落したといいます。
「水辺と触れあえる場所を残し続けたい」と、地元が尽力し、昨年3月に新しい通路が完成。3年半ぶりに川まで下りられるようになったそうです。