心映し出す神秘の水鏡(長野県茅野市の御射鹿池)
産経新聞
八ケ岳山麓の標高1500メートル付近にあり、透き通った水をたたえる御射鹿池(みしゃかいけ、長野県茅野市)。
山からの冷たい水を温めるために昭和初期に築かれた農業用ため池で、4キロほど下った笹原地区の稲作を支えているそうです。
水源の渋川は酸性度が高く、魚や水草が生息できないため水が澄み、逆に強酸性を好むチャツボミゴケが池底に繁茂して水面に独特の深緑を反映しているといいます。秋には紅葉、冬は雪に覆われるなど、四季折々の表情が訪れる人々を魅了するといいます。